顔を描くことで育つ力
① 認知・構成する力
顔は、
- 丸(顔)
- 点や線(目・口)
- 位置関係(上・下・左右)
といった複数の要素を組み合わせて作る形です。
▶「部分を理解し、全体を作る力」が育ちます。
② 視覚認知・空間把握
- 目はどこにある?
- 口は下?真ん中?
考えながら描くことで、 位置・バランス・配置への理解が深まります。
▶ 文字の位置理解や図形学習の土台になります。
③ 運筆・手先の発達
丸を描く、線を引く、止めるなど、 顔を描く動きは運筆の基本動作の集合です。
▶ せんなぞり・ひらがなへつながります。
④ ことば・表現力
「にこにこ」「かなしい」「おこってる」など、 表情を描くことで、 気持ちと言葉を結びつける力が育ちます。
▶ 気持ちの認知・SSTにもつながります。
⑤ 自己理解・社会性
顔は「自分」や「人」を表すもの。 描くことで、
- 自分を意識する
- 相手の存在に気づく
といった社会性の芽が育ちます。
年齢別 顔の描き方の目安
2歳頃
- なぐり描き
- 丸のような形を描く
3歳頃
- 丸+目(点)
- 顔らしい形が出てくる
4歳頃
- 目・口・鼻がそろう
- 表情の違いを描こうとする
5歳頃
- まゆ・まつげなど細部
- 気持ちを表した顔
※発達には個人差があります。


